Forgeの概要と導入方法を紹介します。Forgeはマンクラフト(minecraft)のJava版のMODをプレイする方は必ず導入することをお勧めします。以下にMODの導入の流れを紹介します。ステップは5段階ありますが基本的なパソコンスキルがあればひとつひとつ着実に実施していけば難しいものではありません。初めてForgeを導入する人以外ににもこれまで導入を検討してきたが導入できない、使い方が分からない、MODの入れ方が分からない、バージョン変更などができない、起動できない、導入できない、表示できない、重い等の悩みがある方も参考にして頂ければと思っています。マインクラフトのバージョン1.21がリリースされました。今では安定版のForgeを使うことができます。
Minecraft Forge概要
Forgeとは?
Minecraft Forgeは、マイクラ(マインクラフト)において便利な管理ツールです。Forgeがなくても動くMODもありますがForgeは他のMOD同士が衝突しないようにロードする機能や、そのMODを簡単に制作できる機能が含まれています。無償で入手できるので最初に導入しておくことをお勧めします。
バージョンについて
現在は、マインクラフトと同じでバージョン1.20.4までリリースしてます。MODは特定のバージョンのマインクラフトで動作するように作成されています。よく利用されているメジャーなバージョンは、1.16.5、1.14.4、1.12.2、1.7.10になります。Forgeは異なるバージョンをインストールしても問題ありません。今後MODで本格的に遊んでいきたい人はこれらのバージョンを導入しておくことをお勧めします。MODをプレイする場合はMODのバージョンと、マインクラフトのバージョン、Forgeのバージョンを揃えなければなりません。
以下のようにダウンロードするときにForgeのバージョンを指定できます。
MinecraftのJava版では起動構成からマインクラフトのバージョンとForgeのバージョンを指定できます。
以下で利用するバージョンを指定できます。Minecraftと対応するバージョンのForgeを起動するには、【release x.x.x-forge-x.x.x】とforgeの文字列を含んだものを選択しなければなりません。
Minecraft Forgeの種類
Minecraft Forgeは、「Latest」と「Recommended」の2種類のバージョンがあります。インストールするのは特に特別な事情で新規の機能が必要でない限り安定版である「Recommended」をお勧めします。又、【Installer】と【Mdk】と2種類のファイルがありますが【Installer】をダウンロードします。【Mdk】は、MOD開発を実施する開発者向けの開発環境を構築するためのファイルです。
Recommended
「Recommended」は選択したバージョンで既に多くの検証が終わっている安定版であることを示しています。新しい機能が無いデメリットがありますが、致命的なバグは無く、動作が安定しているという大きなメリットがあります。
Latest
「Latest」は選択したバージョンでの最新版であることを示しています。機能追加がされていますが安定版でないため大きなバグが潜んでいる可能性があります。
その他注意すること
バージョン別の専用ディレクトリを作成する
MODはバージョン別の専用ディレクトリを作成しなければなりません。ディレクトリは起動構成のゲームディレクトリから指定できます。以下の画面から設定できます。
通常は、【.minecraft】の後にバージョンや利用用途が分かる適当な名前を付けたフォルダを作成し設定します。【.minecraft】の場所が分からない人は以下のように【%appdata%】を入力すると【.minecraft】のディレクトリにジャンプします。
【.minecraft】の一つ上の【Roaming】の直下に以下のようにバージョンと用途別にフォルダを作成します。
Minecrtaftを指定した起動構成を選択してMinecraftを実行すると以下のフォルダが自動作成されます。mod以外にもワールドデータ、リソースファイル、影MODを管理するためのフォルダが作成されます。
以下で各フォルダの概要を紹介します。
mods
遊びたいmodsはこのフォルダの直下に保存します!
resoucepacks
Java版はmod以外にもリーソースパックが充実しています。普段のマインクラフトに飽きてきた人、もっと綺麗な画面も使いたい人、冒険風のみために変更したい人はリソースパックをダウンロードして設定すれば変更できます。
saves
新規作成したワールドはこのフォルダ内に保存されます。以前遊んでいたワールドでダウンロードしたmodと遊びたい場合は以前遊んでいたワールドのsaveフォルダに保存されているデータをこのフォルダにコピーしればプレイできます。
MODが動作しないときは(マイクラがクラッシュした場合)
modsに慣れてくると複数のmodを導入したくなります。しかし、mod同士で相性の悪いものもあります。相性が悪い場合、マンクラフトを起動できないくなります。マインクラフトが起動できなくなった場合はどのmodがお互いに干渉してるかをmodを退避するサブフォルダを作成し調査することが必要になります。
MDOファイルは有志のユーザーにより作成された非公式なプログラム
MODは世界中の有志による無償で作成されたファイルです。利用する場合は自己責任になります。
安心できるサイトからファイルをダウンロードする
なるべくmodを開発した作者のサイトからダウンロードすることをお勧めします。有料や違法に二次配布しているサイトからはダウンロードしないように注意するようにしなければなりません。
動作が遅くなったとき
modsはMinecraftの拡張のプログラムです。modを導入すればするほどパソコンの動作が遅くなります。最近は高性能のGPUを搭載したことを前提に作成されているmodもあります。パソコンの動作が重くなって使いにくい場合導入したmodの利用を見直すか、より高いスペックのPCを購入してプレイすることをお勧めします。
導入手順
ステップ1 事前準備
MinecraftのJava版を購入しインストールしなければなりません。以下で紹介しています。
マインクラフトJava版の概要と導入方法(インストール方法)を紹介したいと思います。我が家ではマインクラフトのマルチプレイをするためにPC版のマイクラをヨドバシカメラでカードタイプで購入しました。昔はキャンペーンをやっていてマインクラフト[…]
ステップ2 Forgeのダウンロード
Forgeは以下からダウンロードできます。
デフォルトは最新のバージョンが表示されます。表示画面の左側で使用したいバージョンを指定します。
以下のようにメジャーなバージョンも指定できます。
次に安定版をダウンロードするために画面中央の「☆Download Recommended」の【Installer】を選択します。
画面右上に4~5秒経過すると画面右上に【SKIP】ボタンが表示されます。【SKIP】ボタンが表示されるまでは何も選択しないようにしてください。
【SKIP】ボタンを選択します。
【Installer】がPCにダウンロードされます。
ステップ3 インストール手順
ダウンロードした【Installer】を選択します。
Javaのダウンロード
【Install client】を選択して【OK】ボタンを押下します。
しばらくするとインストールが完了します。【OK】ボタンを選択します。
ステップ3 起動確認
マインクラフトのJava版を起動し起動構成を選択し【New installation】ボタンを選択します。
【名前】を入力し【バージョン】を選択します。【名前】は任意のものでよいですが使用しているバージョンが分かりやすいものにしたほうがよいです。
ゲームディレクトリは次に以下の手順で設定します。
①ゲームディレクトリの参照ボタンを選択する。
②【.minecraft】フォルダを選択する。フォルダ名称を【.minecraft】にバージョン等が分かる任意の名前を登録する。
③【OK】ボタンを選択する。
【保存】ボタンを選択します。
作成した起動オプションを選択して【プレイ】を選択します。
Forgeが正常に起動している場合以下のように読み込み画面が表示されます。
導入したForgeの情報が以下のように表示されます。
その他の設定
言語設定の変更
言語を日本語に切り替えたい人は以下のように設定します。【Options】ボタンを選択します。
【Language…】ボタンを選択します。【日本語(日本】を選択し【Done】を選択します。
【完了】ボタンを選択します。
MODの導入方法
【mod】を導入したい人は以下のステップでmodを導入できます。
ステップ1 起動構成を開く。
ゲームディレクトリの情報を取得する。
ステップ2 MODの保存
ゲームディレクトリのフォルダを開く。開いたフォルダの中に【mods】ディレクトリがある。
このフォルダに使いたいMDOファイル(*.jar)をコピーする。例えば以下のように軽量化mod等の3つのmodをコピーします。
ステップ3 起動確認
Forge版のマインクラフトを起動です。以下の画面で【Mods】を選択します。
以下のように導入されたmodsの情報が確認できます。
影MODをつかいたい場合
影MODの使い方を以下で紹介します。
ステップ1 OptiFineのmodのダウンロード
以下でMODに対応するバージョンのOptFineを取得します。OptFineは軽量化のmodで影modを使う場合は必ず必要になります。OptFineは以下から取得できます。
【show all versions】を選択すると各バージョンでのOptFineが表示されます。
modと同じバージョンのoptFineをダウンロードします。バージョンを選択して【Download】ボタンを選択します。
以下の画面が表示されますので【Skip】ボタンを表示されるまで4~5秒待機します。
【Skip】ボタンを選択します。
次に表示された画面で【Download】ボタンを選択するとOptiFine_1.x.x_xx_x_xx.jarがダウントードされます。
ステップ2 シェーダーパックのダウントード
以下の2つの有名なシェーダーパックをダウントードします。この他にもシェーダーパックもあります。お好みのものを見つけて設定することをお勧めします。
SEUS
以下からダウンロードします。SEUSは定番のシェーダーパックです。抜群の美しさですがやや動作が重いです。
->SEUS
KUDA-Shaders
以下からダウンロードします。軽さが特徴のシェーダーです。ある程度美しくなります。
ステップ3 OptiFine modとシェーダーパックの保存
ダウンロードしたOptFineとシェーダーパックをゲームディレクト直下の以下に保存します。
mods
以下のようにOptFine modを保存します。
shaderspacks
以下のようにシェーダーを保存します。
ステップ4 Forge版のマインクラフトの起動
次にForge版のマインクラフトを起動します。【設定】を選択します。
次の【ビデオ設定】を選択します。
ステップ5 シェーダーパック設定
次にシェーダーの詳細設定を選択します。
保存したシェーダーが表示されます。利用したいものを選択し【完了】を選択します。
ステップ6 動作確認
マインクラフトを実行すると以下のようにシェーダーが適用されます。世界が美しく生まれ変わることがわかります。
適用前
SEUS適用後
KUDA適用後
※
Forgeを使いたいない場合はステップ1でダウンロードしたOpt Fineのmodを実行します。以下の画面が表示されますので【Install】を選択します。
最後に以下の画面が表示されるので【OK】を選択します。
マインクラフトを起動すると起動構成にインストールしたOptFineが表示されます。【プレイ】を選択してマインクラフトを起動します。ただし、他のmodを使うことはできません。
Forge版のマンクラフトと同様にシェーダーの詳細設定が設定できるようになります。この方法だとシェーダーは使えますが他のMODを使うことができません。
以下でその他の人気の影MODについて紹介しています。
マイクラにはいろいろな影MOD(シェーダーパック)があります。影MOD(モッド)はマインクラフトの世界を美しいものに変貌させてくれます。以下で人気の 影MOD(シェーダーパック)を一覧にして紹介します。導入方法(入れ方、ダ[…]
まとめ
MinecraftのForgeの概要と導入手順を紹介しました。MODの導入はアドオンやコマンドと比べると少しだけ難易度があがします。しかしながら、Forgeを導入することにより世界中の有志が開発したMODをプレイできるようになります。安心したサイトからダウンロードすればマインクラフトをこれまで以上に楽しむことができます。Forgeを導入にMODをとことん遊びつくすことをお勧めします。記事が皆さんの役に立てばと思っています。