5歳の子どもにプログラムを教えるためにマインクラフトを一緒にやっています。成長したときにJavaでMOD開発できるようになるのが目標です。将来、子供に教えるために親が先行して環境構築しましたので紹介したいと思います。設定手順の流れは以下のようになっています。
MODの開発は自己責任で行ってください。このブログより生じたいかなる損害についても、親子ではじめるマインクラフトは一切責任を負いません。
マインクラフトでのMOD開発するには?
マインクラフトでMODを開発するには、マインクラフトJava版が必要になります。Java版の購入とインストールは以下で紹介しています。
マインクラフトJava版の概要と導入方法(インストール方法)を紹介したいと思います。我が家ではマインクラフトのマルチプレイをするためにPC版のマイクラをヨドバシカメラでカードタイプで購入しました。昔はキャンペーンをやっていてマインクラフト[…]
動作確認
今回設定したのは、Forge1.6.4での環境です。以下の環境で確認しています。
- IntelliJ IDEA 2021.1
forge-1.16.4-35.1.4-mdk
Java 1.8.0_281
Windows10
PCのスペックは以下のようになっています。
CPU | Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
ストレージ | 512GB NVMe SSD / HDD 無し |
PS5の抽選にあたりません。いらいらしつつ何故PS5が欲しいか考えてみました。高速で最新のグラフィックボードをもつゲーム機で遊びたい将来的に販売されるであろうマインクラフトRTXや最新の人気ゲームタイトルであそびたい。いまのところ[…]
設定手順
ステップ1 IntelliJ IDEAのインストール
以下のサイトからダウンロードできます。
IntelliJ IDEAは間違いなくソフトウェア開発者に最適なIDEです。 It makes Java and Ko…
【Download】をクリックします。
画面右側のCommunityの【Download】をクリックします。
ダウンロードが開始します。終了したらインストーラーを起動します。
インストーラーが起動したら【Next】をクリックします。
インストールフォルダを選択し【Next】をクリックします。
デフォルトのまま【Next】をクリックします。
【Install】をクリックします。
【Run IntelliJ IDEA Community Edition】をチェックして【Finish】をクリックします。
- IntelliJ IDEAを起動し、タイトル画面で「New Project」を選択してください。
- 「Project SDK」から「Download JDK」を選択してください。
- 「Version」に「1.8」、「Vendor」に「AdoptOpenJDK (HotSpot)」を指定し、「Download」を押してください。
- 「Project SDK」に「adopt-openjdk-1.8」が選択されていることを確認し、「Cancel」を押してください。
ステップ2 ForgeのMdkのダウンロード
以下からダウンロードできます。
- ダウンロードページから1.16.4を選択し、「Download Recommended」の「Mdk」を押してください。
- 「AdFoc.us」という広告ページに移動し、5秒待つと右上に「SKIP」というボタンが出るので、これをクリックしてダウンロードしてください。下の方の「ダウンロード」などのボタンは広告です。
- ダウンロードしたzipファイルを解凍してください。日本語の入っていない場所がよいでしょう。今回は例として
C:/Mods/TitaniumMod
を使用します。今後、build.gradle
のパスがC:/Mods/TitaniumMod/build.gradle
であるとします。
ステップ3 IntelliJの再起動(管理者ユーザー)
ビルド
実行
Example Modの削除
IntelliJ IDEAの文字化けの解消
文字化けを解消するには以下のように設定します。
IntelliJ IDEAのメニュから【Help】->【Edit Custom VM Config..】
以下の1行を追加して保存します。
以上で文字化けが解消されるようになります。
開発
アイテムの作成
プログラムで読み込んで登場されるためのスキンを以下のようにして作成しました。
マインクラフト(minecraft)でプレイしていてスキン(skin)を変更したくなったことはありませんでしょうか?皆さんのそんな疑問を解決するために自作スキン(self made skin)の作成方法を紹介します子どもたちの間ではどうぶ[…]
まとめ
IntlliJでのMOD開発のための環境構築を実施して自作で作成したスキンとドラゴンをMODとして登場されてみました。非エンジニアの方には少し難しい内容になっていると思います。開発したMODは、売れっ子のMOD開発者と比べるとまだまだの基本的なものです。今後は、子供に企画・スキン作成、親がプログラムを担当していく予定です。